SR-イボカップシステム (加熱加圧精密重合レジン) は生体機能的補綴物システムにより製作する、入れ歯です。
お口を閉じて型取り(閉口機能印象)を行いますので口腔内の状態がより精密に型に写し取られ、お口にフィットした入れ歯を製作することが出来るようになりました。
■ 重合時のレジン収縮を加圧補充するため、高い適合性がある
■ 衝撃に強く、臭いが付きにくく変色しにくい
■ 超微細ポリマーでモノマーとの比率が高い高品質レジン床
一般的に行なわれている義歯の成形方法ではこのプラスチック(レジン)の収縮が補正されないまま義歯が出来上がってしまいます。その為、変形や内部に肉眼で見えない細かい気泡がたくさん入った多孔質のプラスチックになってしまいます。
2種類の加熱加圧レジンを325倍に拡大した写真
従来の義歯の成形方法
生体機能的補綴物システム
による成形方法
従来の義歯の成形方法は多孔質、右は均質な構造の違いが明確に解ります。
よって「入れ歯の臭いがしない」「臭くならない義歯」なのです。
生体機能的補綴物システムによる成形方法では、約3トンの圧力によってレジンを填入するため、精密で正確に適合した義歯ができます。
金属床義歯とは、義歯床が金属で出来ている入れ歯です。
義歯床を金属にすることで入れ歯を薄くすることができるので、保険のものよりもしゃべりやすかったり、違和感が少なかったりする総入れ歯を作れる可能性が高くなります。
生体調和性に優れたチタン合金をおすすめしています。
■ 薄くて小さく違和感が少ない
■ 味覚、熱感が自然に近い
■ ほとんどの症例で使用することができる
■ 汚れが付きにくいので清潔
■ 慣れるのが早く良く噛める
■ 発音しやすい
■ 割れにくく、変形しにくい
歯の抜けた状態
従来の入れ歯
ノンクラスプデンチャー
自費での総入れ歯は、より高い精度・よりよい装着感を求めるために、保険の総入れ歯:23工程に対し、自費の総入れ歯:52工程と、多くの手間をかけて制作されています。
また、それぞれの過程で使用される材料や道具も自費のものは精度の高いものが使用されています。
保険の入れ歯 | 自費の入れ歯 | |
---|---|---|
人工歯の色・形の種類 | 少ない | 多い |
床の種類 | 少ない | 多い |
部分入れ歯の固定方法 | 簡単な維持装置 | 多数の設計から選択が可能 |
製作にかかる工程数 | 23工程 | 52工程 |
装着した違和感 | あり | より少ない設計が可能 |
入れ歯の強度 | 少ない | より強い設計が可能 |
治療費 | 安価 | 高価 |